皮膚科
診療内容・特色
アトピー性皮膚炎を始めとする皮膚炎だけに限らず、感染症、膠原病、手術を必要とする腫瘍など皮膚科医が治療に関わる疾患は多岐にわたります。
当科での主な治療について、以下に示します。
- アトピー性皮膚炎:スキンケア指導、抗アレルギー剤内服、ステロイド短期内服、ステロイド外用、非ステロイド外用、免疫抑制剤外用等による治療を行なっています。重症の場合は、短期入院も行なっております。
- 蕁麻疹:短期ステロイド剤内服、抗アレルギー剤を中心とした治療を行なっています。
- 接触皮膚炎:必要に応じてパッチテスト(化粧品、洗剤、金属、薬品など)で原因検索を行なっています。
- 円形脱毛症:局所免疫療法(SADBEやDPCPという化学薬品を用いた)による発毛誘発を行なっています。
- 乾癬(尋常性乾癬、膿疱性乾癬、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症):生物学的製剤(アダリムマブ、インフリキシマブ、ウステキヌマブ、セクキヌマブ)は現在当院では導入できません。
- 皮膚腫瘍:基本的に摘出を行い、診断確定のため細胞の検査(病理組織検査)を行います。小さな腫瘍であれば局所麻酔、日帰り手術となります。大きな腫瘍の場合は、入院していただき、麻酔科医師の診察の上、麻酔方法を決定しています。
医師紹介
部長 間所 直樹(まどころ なおき)
平成10年卒
平成29年4月より当センター勤務
レジデント 鈴木 雄大(すずき たかひろ)
平成31年卒
令和4年4月より当センター勤務