院内がん登録このページを印刷する - 院内がん登録

2024年12月2日掲載

院内がん登録

院内がん登録とは

国のがん対策の基礎となる、がん患者数、罹患率、生存率、治療効果などを把握することを目的に、がん治療のために病院を受診した患者さんの治療内容、治療効果、予後などの情報を集め、把握・分析する仕組みです。患者さんへの的確な情報提供や、次のがん対策のための基礎資料としてがん登録は必要不可欠なものです。
広島県内には、13施設(国指定12施設・県指定1施設)のがん診療連携拠点病院が指定されており、国が指定する登録様式(がん診療連携拠点病院院内がん登録標準登録様式(2016年版修正版))に準拠して、院内がん登録を実施する事が義務付けされています。
 

個人情報の取り扱いについて

がん登録の情報については、その必要性から個人情報保護法の適応除外の事例に該当するとされていますが、患者さんのプライバシーや権利が侵害されることのないよう「がん登録等の推進に関する法律」において、個人情報の保護や管理、さらには罰則に対する規定が厳しく定められています。
また、がん登録の業務に従事する職員は、個人情報の取り扱いやデータの処理方法について専門的な研修を受けた者(がん登録実務者)が担当し、セキュリティーや情報漏洩がないよう十分配慮しながら登録・活用を行っておりますので、ご安心ください。
 

収集データの二次利用について

院内がん登録データの二次利用については、オプトアウト申請が可能です。
詳しくは「二次利用オプトアウト説明ポスター」をご覧ください。
 

院内がん登録集計表

この集計表は、国が指定する登録様式に準拠して登録されたデータを使用して、東広島医療センターの部位別のがんの件数や、部位別のがんの拡がりごとの治療法を示しています。
 

過去の集計表