院長あいさつ

このたびは東広島医療センターのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
当院は昭和14年に傷痍軍人広島療養所として発足し、平成16年には厚生労働省から独立行政法人へ移行いたしました。これに伴い、国立療養所広島病院から東広島医療センターへと改称し、現在に至っております。
現在は、一般病棟334床(HCU8床を含む)、周産期母子センター47床(NICU6床、GCU6床を含む)、感染症ユニット20床(うち感染症病床4床を運用、結核病床16床は休床)の、計401床を有しております。
当院は、国立療養所時代から培ってきた結核・感染症医療の経験を基盤に、第二種感染症指定医療機関としての役割を担っております。加えて、政策医療であるがん、循環器病、呼吸器疾患、内分泌代謝性疾患に関する国立病院機構の専門医療施設として、長年にわたりその役割を担ってまいりました。
さらに近年では、東広島市を中心とする広島中央医療圏(約22万人)のニーズに応えるべく、急性期中核病院としての機能強化を進めております。年間約4,500件の救急搬送を受け入れるとともに、地域周産期センター、地域がん診療拠点病院、ゲノム医療連携病院、災害拠点病院など、多様な機能を有する医療機関として発展してまいりました。
高齢者人口がピークを迎える2040年を見据え、新たな地域医療構想では、医療機関それぞれの役割を明確化し、連携を強化することにより、地域内で医療が完結する体制への転換の必要性が示されています。「治す医療」と「治し支える医療」の適切な役割分担のもと、医療・在宅医療・介護を担う各機関が有機的に連携し、地域全体で患者さんを支えていくことが求められています。
その中で当院は、これまで担ってきた広島中央医療圏における急性期医療の中核的役割を、今後もより一層確実に果たしていくことを使命と考えております。
そのために、地域の医療機関、行政、医師会、大学をはじめとする関係機関と緊密に連携しながら、当院の機能と役割の維持・強化を図り、地域の医療ニーズに応じた医療提供体制の構築を進めてまいります。
当院の理念である「患者さん本位の、誠実で親切、そして質の高い医療の提供」を実践し、これからも広島中央医療圏における急性期医療の中核病院として、地域の皆さまから信頼され、選ばれる病院であり続けられるよう、職員一同努めてまいります。
今後とも、皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年4月
院長 柴田諭