特定行為研修修了者からの声このページを印刷する - 特定行為研修修了者からの声

特定行為研修修了者からの声

第1期生(2022年度受講)

学びを実践につなげる特定行為研修

外科術後病棟管理領域 川﨑 一起

 

当院で開講された特定行為研修の1期生として受講しました。初めは不安もありましたが、医師や看護部の丁寧なご指導と温かいサポートのもと、安心して学びを深めることができました。私は「外科術後病棟管理領域」のパッケージを取得し、現在は特定行為を通じて、患者さんの状態に応じたタイムリーな判断とケアを実践しています。特に術後の合併症予防や早期回復支援において、効果的な介入ができるようになったことを実感しています。日々の看護に自信が持てるようになり、学びの成果を臨床に生かせる喜びを感じています。

 

第2期生(2023年度受講)

区分別研修修了者 頼本 奈々

 

私は糖尿病看護認定看護師として、多くの患者さんの療養支援や血糖管理に携わってきました。日々の実践の中で、より専門的な知識や判断力をもって、タイムリーな医療の提供と看護実践を行いたいと思い、特定行為研修を受講しました。
特定行為研修では幅広い知識が求められ、学ぶことが多く大変な場面もありました。しかし、医師や特定行為研修修了者が丁寧に実践に即した内容で指導頂き、より学びを深めることができました。また、東広島医療センターは急性期病院であることから、様々な疾患を抱えた患者さんと関わる機会が多く、理論と実践を結びつけながら理解を深められ、大きな経験となりました。今後は、研修で培った高度な判断力と専門的技術を活かし、患者さんの状態変化に迅速かつ的確に対応することで、タイムリーで質の高い看護を提供していけるよう取り組んでいます。

 

第3期生(2024年度受講)

区分別研修修了者 塔岡 愛弓

 

私は認知症看護認定看護師であり、認知症ケアサポートチームの一員として活動してきました。その中で、認知症に伴う混乱、脱水や身体苦痛、病状悪化、環境変化など様々な要因から、せん妄を発症した患者と関わり、正しい病態アセスメントができているのか、薬剤の効果判定が適切にできているのかなど感じることがあり、スキルアップを目的として研修受講を希望しました。
当院で共通科目とともに「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」「精神および神経症状に係る薬剤投与関連の研修」を受講しました。指導医の先生方より専門的知識・エビデンスを踏まえた丁寧な指導をして頂き、症状の評価だけではなく、副作用の観察や患者の反応も重要な視点であることを学びました。研修を通じて、看護師としての観察力、そしてチーム医療の一員としての調整力を改めて養うことができたと感じています。研修で得た知識と経験を活かし、安全で質の高い医療・看護の実践に努めていきます。