各診療科から開業医の先生方へお知らせ等このページを印刷する - 各診療科から開業医の先生方へお知らせ等

呼吸器内科患者受け入れ制限の解除について

 新型コロナウイルス感染症が令和2年2月1日付けで二類指定感染症に指定されたことを受け、呼吸器内科医師へのご紹介をお断りさせていただいておりましたが、現在のところは落ち着いておりますので、ご紹介の受け入れ制限を解除させていただきます。
 なお、今後の状況によっては、再度制限させていただく場合もあるかと思いますので、その際はご了承ください。


呼吸器内科患者受け入れ制限の解除について

循環器内科 不整脈外来について

近隣の先生方へ、循環器内科からのお知らせ

近年、不整脈の非薬物治療は目覚ましく進歩しています。従来から行われている徐脈性不整脈に対する恒久的ペースメーカも、機能は限定的となりますが、リードを有さない Leadlessペースメーカが登場し、選択の幅が拡がっています。
頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーション治療も確立され、多くの頻脈性不整脈の治療が可能となっています。当院でも各種の3次元マッピングシステム(CARTOシステム、Ensiteシステム、Rhythmia システム)を導入し、積極的にアブレーション治療をおこなっています。
また、診断がしばしば困難である意識消失についても、小型の植え込み型心電計を皮下に植え込むことで、心原性であれば、意識消失時の心電図により診断が確定し、徐脈性不整脈であればペースメーカ、致死的不整脈であれば植え込み型除細動器(ICD)頻脈性不整脈に対してはアブレーション、と治療が可能となるケースも増えてきています。

先生方の日常の診療で、動機や、脈の乱れ、めまいや意識消失などを訴えられる患者様がいらっしゃいましたら、“不整脈外来”にご紹介いただければ大変幸いに存じます。不整脈外来は、月曜・木曜・金曜日に行っております。病状的に緊急性を要する患者様に関しましては、ご遠慮なく循環器内科 城までご連絡をいただきますようお願いいたします。
ご紹介いただきました患者様の検査および治療結果に関しましては、詳細な報告書によりフィードバックさせていただき、病状が安定しましたら、先生方の医療施設に戻って頂きます。当院での定期的な検査や専門的なフォローアップが必要と考えられる患者様に関しましては、当方でも併診させて頂きます。

呼吸器グループについて

 東広島医療センターは、複数名の呼吸器学会専門医と呼吸器外科専門医、また放射線診断専門医・治療専門医が在籍している県内でも数少ない病院の一つです。

日本がん治療認定医機構の暫定教育医、日本臨床腫瘍学会の暫定指導医や日本呼吸器学会指導医、日本外科学会指導医などの資格も有する充実したスタッフと若手医師が呼吸器グループとして診療を行っており、今日まで地域医療機関の先生方から多くの患者さんをご紹介いただき診療実績を積み上げてまいりました。(詳細につきましては、下記リンク先をご参照ください。)

今後ともなお一層ご指導とご鞭撻を賜りますようお礼かたがたご挨拶申し上げます。