臨床研修担当医あいさつ
豊田副院長(臨床研修担当医)からの一言
臨床研修医のみなさんへ
東広島医療センターは、ほぼすべての診療科がそろった総合病院でありながら、各科の垣根が低くアットホームな雰囲気の中で日々の臨床を行っています。内科系診療科と外科系診療科の連携も良く、集学的治療やチーム医療がスムースに行われています。
2次医療圏の中で唯一の公的総合病院であり、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院でもあります。
救急に関しては、地域の5病院が輪番で2次救急を担当していますが、他の4病院の手に負えない救急にも対応しており、風邪、発熱などの一般的な病気から高度な治療が必要な疾患まで、実に様々な救急疾患を診ることができます。
医師としての第一歩を踏み出す研修医時代は、その後の医師のありように大きな影響を残すもっとも大切な時期です。我々は、2年後には研修目標を達成した医師として世に送り出す義務があることを自覚し指導を行っています。ただ、いたずらに目の前に溢れる多くの症例を日々こなしていくだけの研修環境ではなく、一つ一つの症例から学んだことを大切な財産にして欲しいと願っています。
患者さんのことを第一に考え情熱に溢れ、温かく個性的な先輩医師が80名以上いる中で、1学年8名の初期臨床研修医はとても大切にされ、充実した研修の日々が送れることは間違いありません。